夏の食材
先日薬膳クラスの生徒さん達と薬膳食材、中薬を探しに中華食材店に行き、台湾料理店でランチ会食をしました。
ここのところ感染者数が増えては来ていますが、薬膳クラスの会食はほぼ2年ぶりで、感染対策をした上で、楽しく過ごすことが出来ました。
今年は梅雨が短く、早くから暑い日々が続いています。
薬膳、中医学の考え方では、冷たいものを摂って身体を冷やすのではなく、身体を冷やす食材、熱を取る食材を使った食事や飲み物を摂ります。又、香辛料を使い、汗をかいて体の熱を出したりします。
写真の青菜の炒め物はにんにく炒めです。にんにくは身体を熱を発散させるので夏にも良い食材です。台湾では本当に良く使います。
黒いデザートは「仙草」ゼリー。
最近では台湾ブームから日本でも結構見かけるようになり、ご存知の方も多いかもしれません。
「仙草」は暑気あたりや喉の渇きに効用があるとされ、乾燥した「仙草」の茎と葉を煮詰めて飲み物やゼリーとして夏には冷たくして食べます。
昔「仙草」を干したものを煮出して暑気あたりの人に飲ませるとたちまち元気になったことから、仙人が与えてくれた草だと考えて「仙草」と呼ばれるようになった、という言い伝えもあります。
色から思い浮かべるような強い苦味はありませんが、でも独特の味わいがあり、通常は甘いシロップをかけて食べます。
見かけたら、是非一度食べて見て下さい。
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