中国時代劇の中医学 その1<山査子>

中国時代劇が好きです。
観るのは中国のテレビで放映されている(いた)連続物の時代劇が主で、思い起こせば薬膳や太極拳を始める前から観ていました。

史実に基づいているものありますが殆どは作り話。でも中に出てくる薬膳や治療はまともなものが多く、やはり中国には中医学が根付いているのだな、と思います。


先日生徒さんが生の山査子を入手し、分けて下さいました。

ちょうど最近見た中国ドラマの中で生の山査子を食べるシーンがあり、薬膳クラスでお話しをしたところでした。

山査子は中薬では『消導薬』に属し消化を助けます。

写真は『小女花不棄』(日本題『花不棄』)の1シーンですが、主人公が鶏肉ばかり食べるので、山査子を勧められて食べているところです。(因みにこの女優さん、林依晨=アリエル・リンは私も大好きな台湾の人気女優で台湾では街角のポスターで良く見かけます♡)

私もこのまま食べるのが好きですが、酸っぱいので苦手な方も多いようです。性味は酸甘で効能は消積(消化を助ける)他に、活血(血液の循環を良くする)や疏肌透疹(美肌効果)もあります。女性には嬉しいですね。


今回の山査子はそのまま食べた他、ジャムにしました。

ヨガと薬膳 ふぁんそん

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