小寒
新年あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
今日から新年のレッスンがスタートし、皆さま変わらず元気にお顔を見せて下さいました。
ただ緊急事態宣言再発出の見込みというニュースで、今後のレッスンにどう影響するかとご心配のようでした。
対面レッスンは会場が閉館されない限り通常通りに行います。もし昨年春のように政府や都の要請で閉館された場合はオンラインにてレッスンを行います。
さて今日は小寒でした。
これから更に寒さが厳しくなる頃で「寒の入り」です。今日は本当に寒かったですね。
この時期には『薬酒』で養生することが中国の古代中医学書にも書かれています。
『薬酒』は生薬をお酒に漬け込んだもののことです。
年末のオンラインサロンでは『屠蘇散』のお話しをさせて頂きました。
最近ではお正月にお屠蘇を飲む風習も廃れてきているようですが、以前は多くの家庭でお酒に屠蘇散を入れ、元旦に頂いたものです。
『屠蘇散』は現在では山椒果皮、桔梗根、浜防風、桂皮、おけらの茎葉の5種類が入っているのが基本です。体を温め、胃腸の働きを助け、風邪の予防にも効果的というものです。
私も子供の頃、凄く不味かった記憶がありましたが、オンラインサロンに参加された方にもやはり「お屠蘇=不味い」で避けてきた、という方が多くいらっしゃいました。
今から屠蘇散を入手する必要はありませんが、市販されている薬用酒も手軽な養生のアイテムです。又枸杞、棗、山査子、蓮の実なども身近な薬膳食材や手に入る生薬でご自分で薬酒・薬膳酒を作ってみることもできますよ。
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